散歩の途中で見かける蓮の花。
うまい具合に『明日がちょうど咲く!?』というきれいなつぼみを見つけたのが雨の日。次の日は久々の晴れまで、いざゆかん!と思いきや、桃畑に薬がバンバカまかれて、午後からのお出かけとなりました。午後は案の定、蓮はしぼんでおり、これは咲いて二日目の今日。
ちょっと疲れ果てた風情が漂う。
何事も何者にも一番美しい『絶頂期』というものがあるのでは・・・。と思う反面、それを過ぎた次の時期が楽しみでもある。蓮ならば、花が落ち、葉が枯れ、実だけになったときもまた私は好きだ。
人ならば(その人によるけれど)青々しい若さも、見ていて微笑ましく、まぶしく思うが30代40代50代60代・・・と生き様が顔に刻まれ、交わす言葉の端々に見え隠れするその人の人生の軌跡に触れたような感じになるときも好きだし、そういうものが美しいとわたしは思う。しかしそれは決して『美しい絶頂期』ではない。
たとえばこの蓮なんて咲く頃より葉を突き破った瞬間を見てみたかったり・・・。
ああ!私はいろいろな『瞬間』を好むのだ。と今思った。
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