ガラス工房 こつこつ日記

ドイツの片田舎から長野県の隅っこへお引越し。凱旋となるか、落ち武者となるかは、自分次第。ガラス加工とちょっぴり彫金。こんなのを作りました!と市中の人々に知ってほしくて、思わずパソコンに向かいました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海に

DSC海47 昨日は、海に行ってきました。山の緑と空気に包まれているここが気に入ってはいるのですが、やはり海には海独特の開放的な雰囲気があります。
 丘を越え続けると海がひらけ、『わー!』となります。
父が海好きだったもので、かなり頻繁に海には行きました。北陸の海は日本海。独特の雰囲気があるのです。
 今回行ったのは、静岡の御前崎。こののんびりとした感じ・・・。太平洋ですねー・・・。
GWは、ちょっと金沢に帰ります。
 甥っ子を見に!あとなんと言っても、日本海の香り高い魚達を食べに!
スポンサーサイト

注文

DSC注文16  通にはたまらない(?!)飯田線のJR川路駅近くにある、『五反田』(屋号ですって)というカフェにアクセサリーなどを少々置いてもらっているのです。
 こんな不便なところ?とおもいきや、シーズンが良いこともあって、ドライブやツーリングのお客様が、ひっきりなし。 ちょっとおしゃれで落ち着けることもあって、顔なじみのおばさま方も結構いらっしゃいます。
 『おんなじ色身でもうひとつ』という注文をよくいただきます。
ただ、私の場合、模様をアトランダムにつけるので、まったく同じにはならず、残念ながら、似たようなバージョンを何点か候補としてつくり、お見せすることになるのです。

 今回も『お友達にもあげたいからおんなじのを』とおっしゃったのですが、まったく同じってのもねぇ・・・。
 小ぶりにしてみたり、紫を強くしてみたり・・・。と何点か候補を作りました。
 

涙の価値

 きのうの夜『エチカの鏡』という番組で西原理恵子さんがゲストでした。
 『恨ミシュラン』の時代から、二児の母となって毎日新聞に連載されている『毎日かあさん』まで、愛読し続けて10年・・・。

 TVをつけたら、偶然やっていてうれしかったです。彼女の人生にいろんなことがあったということは、(マメにネタにするので)全部読んで知っていて、だんなさんが癌で死んだくだりも、『毎日かあさん(出戻り編)』でさんざん読んで泣いたけれど、また泣いた。

 父が死んでから、私は『別れ』で泣かなくなった。夫が日本で、私がドイツで。というときも、(逆バージョンもあった)涙は出なかった。
たまに『分かれるのよ?悲しくないの?泣かないの?』というようなことを聞かれたりするけれど『死別』という一番絶対的な別れをしたあと、どんな別れでも、生きていれば必ず会えるし、想っていれば心はつながっているのだと思うようになった。
 そして、出会いを大切にするようになった。

 それから、変なところで涙もろくなった。NHKの朝ドラや、スパイダーマン1のおじさんが死んじゃうところでなんかも泣けたして・・・。

ガラス教室

 『ガラス工房を持ちました!』となると、『習えますか?』という声多数。

 いわゆるお教室。近々考えてはいるんですが、とりあえずは自らの基礎固め中。

ガラスにもいろいろな分野があって、私が主にやっているのは卓上バーナーで耐熱ガラスの管を溶かして引っ張りお好きな形に作るバーナーワーク。(ランプワークともいいます。)トンボ玉や、ディズニーランドで作って見せているようなフィギュア作りともちょっと違う。

 他には炉で溶かした水あめ状のガラスを吹いて作る吹きガラス。ガラスの板に熱をかけてゆがませるスランピング。ワックスでフォルムを作り、石膏で型をとってその中にガラスの粉を入れて溶かすキルンワーク。ガラスの板を鉛の線でとめるステンドグラス・・・。そのほか多数。

 『ガラスを習いたいんです』と一口に言ってもどのガラスのことか・・・。先日『私こんなの作りたいの!』といって見せていただいた写真が、作り方は知っているし、やればできるかもしれないけれど、私の専門外の、しかも実際やるとすごく難しいであろう物を、サラリといわれました。

 知らないってすごいですね。

まあ、一度おためしになることをお勧めいたします。









見積り

 運送会社からの見積もりが来ました。

 あちらさんがやってくれるのは・・・。全部です。
通関申告、倉庫搬出、こちらまで配達。それに買ったものの消費税(5パーセント)がついて、なんだかんだと出費になりますが、自分でやるよりはずいぶん安いと思います。

 自分でやると、
輸入申告の書類をそろえて税関に申告して、許可されたら納税。輸入許可を持ってトラックやリフトをレンタルして保管庫へ行って、受け取って、ここまで持ってくる。

 この間、スムーズに行けば2日で終わりますが、行かなければ大阪と飯田を行ったり来たり。

 プロに頼んだほうが明らかによいですねー。

 というわけでただいま手配が進行中。

 

山笑う

Pやま 先日、山に山菜探しに行ってきました。
写真のところよりは、もっと『THE里山!』という日当たりのよいところにたくさんあるのです。
 平年より暖かいせいでたらの目は、開ききっていましたが、蕨はいくつか取れました。早速帰ってゆでたのですが、今まで母任せにしていたり、もうアク抜きしてあるものを買っていたせいで、すっかりやり方を忘れてしまい、夫の母に急いでTelを!事なきを得ました。
 藁灰をもみこみ、バットに広げ、かぶるくらいの熱湯をかけて一晩。 ですって。
 ああそういえば実家の母もやっていたワー。

 ワラビは、おひたしにしてしょうがや鰹節を散らして醤油やポン酢で食べるのが一般的ですが、叩いてとろとろにして、味噌とあえてもおいしかったです。ごはんのおともにぴったりです!

 あちらこちらから、竹の子や山菜のおすそ分けが飛び交いだしました。春ですねー・・・。

工房正面

DSC全体 工房の正面写真です。
左側は、物が一杯入っています。とりあえずは右側を主に使おうと・・・。

 水道管を、もう一度詳しい人に見てもらったら、見えるところ。水道管バルブが壊れているらしい。(そこだけとは限らないけれど。)なので、『ここを直すだけなら2万ぐらいですみますよ。』って、それでも痛手じゃー。自分で直せないかしら?とちょっと試してみたけれど、だめそう・・・。

 本日、運送会社から、『注文した電気炉が大阪の港につきますよ』というおしらせのFAXと共に1万円チョイの請求書が・・・。TAXにしては安すぎるから、『何のお金?』ときいたら、港での仕分け作業の手数料だそうです。で、港からここまでの運賃は入っていないので、今見積もりを出してもらっているところ・・・。自分で取りに行くと、関税手続きがめんどくさいらしい。もしかしたら何回も足を運ばないと・・・。ともいわれ、大阪港に何度もかー・・・。
今まで、何度かドイツから個人輸入をしたけれど、そのときは、郵便局だったので、受け取るときに日本の税金を払うだけですんだのだけれど、今回は、何しろ大物。184キロだから、運送会社にご厄介になることに・・・。

石英ガラス

先日聞いた石英ガラスについて、興味深かったお話を・・・。

 普通 『ガラスをやっています』と人に言うと、『あ、フーッて吹くヤツ?』とか、『ステンドガラスとか?』という風に聞かれますが、その方は、いきなり『石英ガラスですか?』ときたのです。

 どうも、ハム無線のなかに石英ガラスを使う部品があるそうです。なんでも、金属の板と板の間に挟んで、こすったり引っ張ったりして電波を出すそうです。そのときに、とても高い熱がかかるので、熱に強い石英ガラスが必要。とのこと。
ここからへんは聞きかじりで、間違えていたらハム無線の方ごめんなさい。

 昔は、石英ガラスは高価だったので、純度の高い水晶を買って、(それだって安くはないと思います。)カットをしてもらったそうです。カットにも、より安定した電波が出るようにX軸Y軸Z軸方向に決まった角度があって、今はそんなに純度の高い石を売っているお店もカットをしてくれるところもなくなってきているそうですが、昔は職人さんが手で、筋を作って切ってくれたそうです。それを平盤で所定の角度に磨くという手間のかかる作業をしていたそうです。

 『お店がなくなったのでは困ったでしょう?』と聞くと『でも今は人口水晶があるから平気です。安いですし。10円とか20円なんですよ。』 と見せてくれました。なんと私の大好きな電子パーツたちでした。『アラーこれ人口水晶だったんですね・・・。』
 人口水晶は、時計にも使われているそうですよ。いわゆるクォーツ時計というやつの中などに。

 なんかもう、話を聞けば聞くほど、おじさんが宝の山に見えてきます。『こんなところに!』という発見感もあり、またお話を聞きに行きたい気持ちで一杯です。

水漏れ

 先日、工房の持ち主の家族の方にも挨拶に行きました。ちょうど飯田の街中に行く用事もあったので。
 2件目のお宅で、ハム無線に使う石英ガラスについてとても興味深いお話を聞いている最中に1件の電話が。 『千代の家で水道のパイロットランプがグルグルまわっていますよ。このままほうっておくと、万単位で請求来ます』とのお知らせ。

 千代にとんで帰り、どきどきしながら元栓をとめ、水道局に『すごい漏れてるみたいなんですけれど・・・!(水道代は払わなきゃいけないんですか?!)』と聞いたら、『指定工事店に連絡して、漏水証明を取ってください。』とのこと。そしたら請求の2割を払う。との事。でも、その漏水証明って、漏水しているところを調べて、工事をしなければ、出ないらしい。 コンクリで固められている地下に埋もれている水道管を掘って、漏水部分を追っていく大仕事。『新しく水道管引いたほうが早いかも。』また言われた・・・。
 実際、寒い日が続くとこの地方では、水抜きをしないと水道管が凍結して、破裂するのです。私たちも実際以前住んでいたところで痛い目を見ました。 凍結防止装置がついていても、家の中とか、地面の中でも凍結します。 今回は、地面の中で凍結して亀裂が入ったらしい。

 さあ、どうしよう。

アトリエ

DSC作業場 作業場の1風景です。
 以前は、あちらこちらに散らばって設置されていたいた道具達が、一挙に集結しました。
憧れの、『広い作業机』も作りました。 はじめは中古で、よい雰囲気の作業台を買おうかと思っていたけれど、とりあえずバーナー用のものは、アングルと木の板で。どうせ、不燃布を敷いて隠れてしまうことでもあるし・・・。

 それにしても、引っ越して2週間目でこんなに生活感あふれるものか?!イエイエ。お片づけはまだ終わっていないのです。


前面写真

DSC正面 これが、工房の玄関の写真です。
 左手前に見える『ギフトボンドスタンプ』の看板が愛らしいので、はずさずそのままに。
近々工房の看板も作らねばいけないのですが・・・。 まだ作業風景をオフィシャルに公開しているわけではないので、ひとまずは作業に集中です。

 広いでしょう?しかし一部屋は、丸ごと物置と化しています。

ツバメも飛びかい、よいお日和でした。

 戸を開けっ放しにしておくと、猫や犬がパトロールに入ってきます。
犬は、『コンチハ』と覗いながら入ってきますが、笑っちゃうのは猫。
入ってきてから、人がいるのに気づき、びっくりして出て行きます。

久々の

 雨です。本当に久々のお湿り。畑をしているのならば、大喜びだったのですが、この忙しさで、畑を耕している暇がないのです。
 よいお日和の中、皆さんが畑を耕しているのを見ると、『畑したいナー・・・。』という想いがムクムク。 しかし、『君やらなきゃいけない事他にあるでしょう!?』と夫に言われ、『・・・ハイ』。
 それでも、こっそり土を掘ってみたり・・・。

 午前中は、家の事をしたので、午後は、工房仕事に集中です!

 それから、念願の一眼レフを買ったのです!
今取り説を読んだり、いじったりして研究中。仲良くなったらば、お披露目します。

いやはや

P仕切り 
 一週間もブログをサボってしまいました。
前代未聞ですナー。
 この一週間は、ずっと家と工房の片付けに追われ、ずっとずっと外界とのコンタクトを絶っていた状態。それは思いのほかある意味、心地よかったのですが、先日はっと我に返って今日コンピューターを起ち上げました。

 快適に仕事ができるように工房の中をいじっていたのです。ガスも、台所からにょろにょろオレンジのホースで引っ張ってこようと思ったのですが、その長さ7M・・・。さすがにガスやさんが、『配管しましょう』と。
 酸素ボンベも搬入。『ここまではしょっちゅうこれないから、2本置いておいて下さい』と言われました。
 耐熱ボードで箱を作り、その中で加工することにしました。ハコの天井には、換気扇がついているので、排気をしてくれる仕組みです。

 すべてが以前よりビックサイズ。

 この村の人々が、『ここはいつ開くの?』と聞いてきます。楽しみにしてくれている様子。

しかし何しろ家2件分のお引越し・・・。落ち着くまでもう少しかかりそうです。
注文もいただいたので、今週中には何とか!

引越しはがきも出さなきゃ!名刺も作りなおさなきゃ!作るからにはかわいらしく!と色々欲も出て、治まりきらぬ今日このごろです。


ガラス職人になるには(ドイツ編2)

 なんでも職人になるには、大変なことだと思います。
ずいぶん前にも書きましたが、ドイツでは、専門の学校を出ないとその道には進めません。日本みたいに、『大學で社会学部だったけれど、郵便局に入って、転職して理化学ガラスやさん。』(うちの夫の場合)『短大で国文科でて、なんかガラスやりたくて、色々試してみて理化学ガラスの会社に入れてもらいました』(私の場合)というパターンはありえません。

 その仕事をしたいなら、それ専門の学校へ入りなおすか、会社、工場、工房に、安月給もしくは無給で弟子入りしながらやはり学校へ通うか。(その間条件はいろいろですが、国から保障がある)

 だからどの学校にも出直し組がいます。
一番多いパターンは、『何回も大学生』。ドイツで大学に行くのは、結構なエリートだけです。大学生は、学費がほとんどかからなく、美術館の入場料や、電車、飛行機などの交通機関の料金が、半額ほどになります(30歳ぐらいまで、国からお金が借りれる。働いたら返す)。ですので、条件のいい『大学生』を10年ぐらいしている人たちが、ザラにいます。

 反面、職業学校に行っている子達は、早く自分ができる仕事をしたいけれど、どうも今行っている職業学校、及び職業は自分にあっていないようなので、また他の職業学校に入り直します。というかんじで、自分と折り合いのつく職業を選びます(こちらも国から生活費他のお金を貸してもらえる)。

 ちょっと話が飛びましたが、ガラス職人・・・。アジアは陶器。ヨーロッパはガラス。といわれるように、ヨーロッパ、特にイタリア、ドイツ、チェコのガラスの歴史には、とても深いものがあります。(そういうのも学校で教わったので、また後ほど。)

 私のいたZwieselという町が、『ガラスの町』と呼ばれるのには、いろいろな条件がそろっていたからです。近くの山で、珪砂というガラスのもとになる砂が採れ、また豊富な森があるため、燃料にはことかかず、(おかげで、山という山はまるはげになりましたが)チェコから職人が来たり・・・。というわけで、いくつもの吹きガラスの工場もでき、いろいろな方面での技術も磨かれ、学校も建ち・・・。というわけで、当時は、かなりブイブイ言わせていたみたいです。

 興味深いのは、ドイツでは、吹きガラスを吹く仕事と、原料を溶かす仕事は、分業でした(原料を溶かす人のほうが偉い)。昔は工場ごとに秘密の配合があって、溶かす人が、いないと仕事にならないから。この仕事にももちろん専門学校があるのですよ・・・。とはいえ、私の通っていた学校の校舎でやっていました。なんか大人ばっかりがいましたぜ。会社から派遣された人たちとか・・・。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。