ガラス工房 こつこつ日記

ドイツの片田舎から長野県の隅っこへお引越し。凱旋となるか、落ち武者となるかは、自分次第。ガラス加工とちょっぴり彫金。こんなのを作りました!と市中の人々に知ってほしくて、思わずパソコンに向かいました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

輪島塗

お椀
 それはずいぶん前のこと。東京の道具街河童橋で、2客の大きな揃いの汁椀と、大小の朱塗りのお椀を買いました。ドイツにももっていったり、日々の食事をちょっとよそ行きにしたいときににそれに盛り付けたり。と重宝して使っておりましたが、『朱塗りを、せっかくだから輪島塗に塗りなおしたい。』と、夫が言い出して、知らないもののなせる業で、それを輪島でも老舗の『大徹』というところにおくりました。なおすって新しく作るよりも大変なことは重々承知なのですが、お願いした次第です。
 そして、送られた修理品を、全部はがして、もう一度塗ってくださったのです。その新しい美しさに感動したのもつかの間、大きいほうのお椀が、ひと月ほどでヒビが入ってしまったのです。『ええ?!修理に結構(値段)かかったのに、これはないでしょ?!』と、手紙をつけて送り返したところ、すぐに『原因を突き止めます。』と返事を下さいました。それから二ケ月ほどして、きれいに塗りなおされたお椀と手紙が来ました。
 このお椀の素地がそもそも氏素性がわからないものであるということ。れっきとしたお椀には、塗りをはがしても、素地に、素材と作った人の銘が入っているらしい。
 ちゃんとしたお椀に使われる素材ではなかったこと(なんといっても河童橋でセールだったし…。)。けれども、もう一度目張りをして輪島塗の工程で塗りなおしたことが丁寧に書かれておりました。
 私たちは、恥ずかしさと丁寧さに痛み入り、次にお椀を買うときは、必ず大徹さんから買おう。と夫は固く決意いたしておりました。
 とは言っても輪島塗。結構お高いのです…。
 
 それでも今年の夏こそは!と夫は財布を握りしめて、汁椀を買いに行きました。お椀の前で悩むこと40分。
大徹のおすすめ。コレの黒を買いました。
 なぜおすすめかというと、この椀の素地を作る人が、名人といわれる人で、でももう高齢なので、新しくは作らない。ということ。そして輪島の小学生のお椀なのだそうです。輪島の小学校に入学すると『マイ椀』があたり、給食の時に使い、卒業する時にもらえるそうです。輪島塗の町で、親も輪島塗に携わる仕事についていながら、(高級すぎて)あまりにも地元の人が輪島塗から遠のいていたのを嘆いた地元の人たちが、子供たちに、もっと日常につかってほしいという願いを込めて、使ってもらうことにしたのだそうです。やはり物議をかもしましたが、子供たちはそれなりに大事に使っているそうです。 その話を聞いて、旦那が『なんて粋な!』と感極まり、こちらのほうに大きく心が偏ったのです。
 男の人ってロマンチストやよねー。と言いながらも、私もそろいの朱塗りのほうを買ってもらいました。
スポンサーサイト

財になる

 オットは、いわゆる役に立たないことをいろいろ知っていることが多く、たまに感心させられたり、『何でそんなこと・・・。』とあきれたりすることも・・・。
 本やテレビから与えられる情報でもそうですが、自分が身に染みて感じたことや、興味を持って調べたことでないと、本当にびっくりするぐらい身についていないんですよねー。

 先日も、彼がふっと顔を上げて、『ねえ。牛のおしっこからとる染料の事知っている?』といきなり。以前にそれを聞いてはいたけれど、そのときは『ほー!すごいね。』でおわってしまった。そして、詳しい内容は忘れて。
 『申し訳ありませんが、もう一度・・・。』と教えてもらいました。


 牛にマンゴーの葉っぱばかりを食べさせて、そうすると、とても鮮やかな黄色い尿を出して、それを乾燥させて染料にする。 という、恐ろしい話。
 ネットで調べてみたら、やはり本当の話。インディアンイエローという色のことらしいです。

 

 きょうは、生活クラブの消費財、菜種油を出している米澤製油さんのお話を聞きにいってきました。
とてもよいお話でした。どのくらいが、自分の中に財として残っているかわかりませんが、いただいた資料をもう一度楽しみに読んでみようと思っています。

紹介

 とても面白い漫画をオットが見つけてきたので紹介します。
虫けら様虫けら様
(2002/05)
秋山 亜由子

商品詳細を見る


 虫とは、本当に不思議な生き物で、ある学者は、その特異な生態系から、宇宙から来た!と主張するほど。
そんな不思議で、はかなくはあるけれどもしたたかな生き物達を、愛情を持って描いてあります。

今は冬ではあるけれども、春にそんな虫たちにあうのが楽しみです。

 

ネパールから

 ネパールに住むいとこから、『ブログをはじめました』と言うお知らせが・・・。

 彼女は(こういってはなんですが)『ちょっと変わった子』かもしれないです。

 高校生のときに、アメリカに留学に行って、そのまま大学をそちらで過ごし、イタリアにも1年留学をして、(その間ドイツにも遊びに来てくれました)そのあと知り合った北欧の男性と結婚をして、何かのご縁で今ネパールでだんなさんと一緒に仏教の勉強をしながら生活をしているのです。

 小さい頃は、『齢の似通ったいとこ』としてしか見なかったですが、それぞれが成長して”個”というものが出てきてから、話をしてみると、本当に人間と言うものは面白い。とおもいました。

彼女の作ったブログは、

チベット仏教 in Nepal』は、右横のリンクからも飛べます。

赤福

赤福
 自分の家族の意外な一面をみることってありますよね?

 夫はもとから少々ミーハーなところがあり、今回も、それを垣間見ることとなりました。

 伊勢に行く前から、『赤福をいっぱい買って、お土産にしよう!』と言いだしたのです。私は、昔に誰かのお土産で食べたことがあり、さほどおいしいというイメージがなかったので、激しく抵抗しました。しかもお土産なんて!『あんたのセンスを疑う』とまでいっていたが、本店近くになると、赤福を鈴なりにぶら下げた人がたくさん・・・。何しとるんや皆・・・。そして私たちもそのうちの一人で・・・。
 お店でお茶と食べてから、決めることにしました。
お茶はおいしかったですよ。古い店構えの中で、大きなお釜にお茶を炊いて、よい香りがしました。お茶の。しかし、肝心の赤福は、あんこの風味が・・・とかなし。中のもちにコシがあってよかったけれど、甘かったです。 記憶どうり。

 なぜこれがロングセラーに・・・。

 しばらくしての、夫の結論。

 『昔の人はさ、お伊勢参りするとき、すごく歩いたんだよ。人間は疲れると、甘いものがおいしいから、おいしく思えて、その時代の評価の名残が今に至るんじゃない?』
   おしまい。

 お土産は、土産話だけとなりました。
次のページ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。