ガラス工房 こつこつ日記

ドイツの片田舎から長野県の隅っこへお引越し。凱旋となるか、落ち武者となるかは、自分次第。ガラス加工とちょっぴり彫金。こんなのを作りました!と市中の人々に知ってほしくて、思わずパソコンに向かいました。

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来日なるか?!

マ中
 ドイツの鍛冶場件彫金工房にて・・・。ここでは、2人の若者が、古い工房を掃除して、直して、そこでダマスカスナイフやキッチンナイフ。奥の別室工房では、石を使って、飾り物を作ったりしていました。

 この写真は、私の研修終了作品となったナイフを打つ時に使うコークス(石炭)をくべているところです。

 サテ、このお二人、大変な日本刀好きで、私はお恥ずかしいことに玉鋼のこと、青紙、白紙と呼ばれる日本の優れた金属のこと、刀や脇差の違い、木目金のことなどを習いました。

 そのうちの一人マークスが、もしかしたら日本に来るかもしれない!ということで、ドイツでは大変お世話になったのでここにくるからにはできるだけのことをしてあげたいと、ただいま奮闘中です。

 彼が日本に行ったらできるかしら?と聞いてきたこと。
* モクメガネを作っているところ見学 (この技術は手間がかかる上に難しくて、作っている人ごく少数)
* 日本刀を作っているところの見学 (ただでさえ門戸が狭い刀匠の世界。しかも外人・・・。)
* 和包丁を作りたい     (これならどうにか??)

かなりハードル高いことさらっと言ってくれちゃって。どうなることやら・・・。
 玉鋼
青紙 白紙
木目金
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日本の金属


 私の師であるドイツの彫金師について少しお話しましょう。まったくマニアな二人でした。マークスとステファンという名のこの二人、飾り物だけではなく、ナイフや包丁も、自分で打つのです。加治屋さんのように。工房には、元の持ち主も鍛冶屋兼、鉄工所だったので、広い鍛冶場と煙突がありました。そこで、台所包丁から、コレクターものの、高価なダマスカスナイフを作ります。
 ナイフや、加治屋さんの中で、日本の『刀』は特別視されています。玉鋼は、その筋ではヨダレモノらしいです。だって、日本刀匠事にしか、配布されないからねぇ・・・この話は、また長くなります・・・
とにかく、ステファンのほうが、素材モノに大変詳しく、最初に作る指輪のデザインを渡したとき、
『YOSHI。この指輪は、シブイチとシャクドで作ろう。俺持ってるから、ちょっとなら分けてやる。』は?なにそれ?というかんじでした。後で、インターネットで調べたら、
 シブイチ→『四分一』銅を百として、25%(四分の一)銀が入っている金属。アンモニアの気体で黒く変色する。日本オリジナルの素材。
 シャクド→『赤銅』銅に何かを混ぜる。(スンマセン)アンモニアの気体で黒色になる。コレも日本オリジナルの素材。 詳しくは、下に。。。
  ということで、外側から、銀、銅、赤銅、四分一で作った、リングです。
ちなみに、赤銅や、四分一なども、彼ら、自分で作ります。 ナイフ作りや、木目がね(コレも日本が誇る職人技。)をするときに使うそうで・・・
 只者じゃない。と思いました。

玉鋼赤銅 四分一

初めての


またまた、映像が暗くて失礼。コレは、私が、ドイツの彫金工房で、本当の本当の最初に作った腕輪です。私が教わった、彫金師達が卒業した学校でも、最初は木を使って、ヤスリのかけ方や、立体を学ぶそうです。
 本体は梨の木を削り、黒檀を刺し子して、ヤスリをかけて磨き、『スペシャルオイル』に漬け込んで、光沢を出しました。
 ドイツの彫金師達・・・彼ら、すごかったです。若干25歳にして、もう1人前でした。彼らについては、また次回。

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